紀州墨

和歌山の山に育つ赤松を焚き、その煤を一粒ずつ集めて生まれる紀州墨。千年以上続く松煙墨の系譜を今に伝える、日本で稀有な存在です。障子焚きによって得られる青みを帯びた墨色は、深さと透明感を併せ持ち、書や水墨画に静かな緊張と余韻をもたらします。磨る時間さえも美へと変える、本物を知る人のための墨です。

 

紀州松煙
〒646-1101
和歌県田辺市鮎川1912
0739-49-0801
https://www.kishu-shoen.com/

千年の山が生む、上質な「松煙墨」

和歌山の山々に育つ赤松を燃やし、その煤を一粒ずつ集めて生まれる紀州墨。千年以上前から続く松煙墨の系譜を、現代に伝えているのが 紀州松煙 です。墨は単なる筆記具ではなく、精神や祈りを映す文化。その思想のもと、原料となる赤松の選定から煤の採取、墨の完成に至るまで、すべてを手仕事で一貫して行う姿勢が、他に代えがたい品格を宿します。

障子焚きが導く深みと透明感

紀州松煙が守り続ける伝統技法「障子焚き」。静寂のなかで赤松を焚き、障子に付着した煤のみを丁寧に集めることで、松煙墨特有の青みがかった深い黒、いわゆる“青墨”が生まれます。和膠のみで練り上げられた墨は、磨るたびに焚き火のような芳醇な香りを放ち、線には美しい掠れと奥行きある濃淡をもたらします。その墨色は、書にも水墨画にも、静かな緊張感と透明感を添えます。

磨る時間さえも美に変える、真の贅沢

墨を磨るという行為は、描く前の所作であり、心を整える時間でもあります。紀州墨は、速さや効率とは無縁の世界に身を委ねるための道具。里山の間伐材を活かすことで自然と循環し、文化を未来へとつなぐ存在でもあります。一画ごとに深まる余韻。その静かな豊かさこそ、本物を知る人のための贅沢です。

商品紹介

地元の赤松から生まれる、深みと透明感の芸術。伝統の灯(ともしび)を、書の世界へ灯し続けます。
一生使い続けられる書道具を、丁寧に選びたい方へ一生使い続けられる書道具を、丁寧に選びたい方へ。

概要

紀州松煙
〒646-1101
和歌県田辺市鮎川1912
0739-49-0801
https://www.kishu-shoen.com/

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